《VOD(動画配信サービス)をコスパで斬る!》VODのコスパはどこで決まるの?
このサイトはいろいろなサービス,商品をコスパ(コストパフォーマンス)視点で考察・評価するサイトです。
今回はVOD(動画配信サービス)のコスパを評価するとき、どういう部分に注目して判断すればいいのかを考察してみましょう。
- VOD(動画配信サービス)を選ぶならやっぱりコスパは無視できない!
- VOD(動画配信サービス)のコスパ評価ポイントは?
- VODのコスパを決めるポイント|①-コンテンツ
- VODのコスパを決めるポイント|②-機能/スペック
- VODのコスパを決めるポイント|③-付帯サービス/特典
- VODのコスパを決めるポイント|④-UI(ユーザーインターフェース)の使いやすさ
- VOD(動画配信サービス)のコスパアップ⤴︎に影響するのはコンテンツだけじゃない!
VOD(動画配信サービス)を選ぶならやっぱりコスパは無視できない!
ネットで見たい映画やドラマを好きなときにみることができるVOD(動画配信サービス)、その数は今では10を超えます。
これだけ増えてしまうとその内容もピンキリですから、選ぶときにはそのコスパが重要なファクターになりますね。
ここでは、VOD(動画配信サービス)のコスパを判断するためのポイントを紹介していきたいと思います。
VOD(動画配信サービス)のコスパ評価ポイントは?
改めて言うまでもないですが、コスパ(コストパフォーマンス)は支払う料金(コスト)に対してどれだけの対価(リターン)があるのか?という評価のことです。
VODの場合、次のようなポイントがコスパを計る対象になります。
○コンテンツ
○機能/スペック
○特典/サービス
以上の3つのポイントそれぞれについてに解説していきましょう。
VODのコスパを決めるポイント|①-コンテンツ
VODは配信動画を見るのが目的ですから、動画コンテンツが充実しているほどコスパも高いのは当たり前ですね!
コンテンツをコスパで評価するには、次の3つが条件が重要です。
①見放題の作品数は多いか?
②作品のクオリティが高いか?
③独自の作品が多いか?
この3つの全てが高いレベルなら文句ナシですが、実際は一長一短なことがほとんどですね。
①見放題の作品数は多いか?
公表されている見放題作品の数はコスパを測る大きな目安になりますが、その数が全てではありません。
自分が見たい作品が少なかったり微妙な作品ばかりだと、作品数が多くてもコスパが良いとは言えません。
逆に見たい作品が盛りだくさんなら、作品数が少なくても見応え十分でコスパも良好に感じられますね。
作品数の数え方に注意!
・ドラマやアニメなどは【1タイトル(作品)=1本】なのか【1エピソード(話)=1本】なのか?
・字幕と吹き替えはそれぞれ1本なのか、まとめて1本なのか?
など、数え方次第で作品数は大きく変わってしいます。
作品数はあくまで目安と考えて、実際に利用して自分の感覚で判断するのがベストですね!
②作品のクオリティが高いか?
VOD(動画配信サービス)の配信作品は、まさにピンキリです。
話題の新作や人気の定番作品,クラシックな名画など、世間の評価も高く誰でも楽しめるものもあれば、見る人を選びすぎるアニアックな作品や残念すぎる駄作,中途半端で微妙な作品まで様々。
いくら料金が安くても作品クオリティが低くては、大幅にコスパダウン⤵︎してしまいます。
③独自の作品が多いか?
VODの作品ラインナップは、割とどこも似たり寄ったりになりがち。
どこでも見れるありがちな作品ばかりでは個性も薄くなり、他のVODと差をつけることができません。
そこで重要になるのが、他では配信されないオリジナル作品や独占配信作品!
オリジナルや独占配信でなくても、他には無いレアな名作タイトルが豊富ならVODとしての価値は高まります。
VODのコスパを決めるポイント|②-機能/スペック
VOD(動画配信サービス)の機能/スペックは、どこでもさすがに必要最低限のものはそろっていますが、それ以上の特別な機能はVOD各社で大きな格差があります。
機能/スペックに優れているVODは料金が高額になりがちですが、その分だけハイスペックで便利な機能がついていればコスパアップ⤴します。
なので、安易に“高額料金=低コスパ”とは考えるわけにはいきませんが、機能やスペックはユーザーによって必要なもの/不要なものがあります。
最低限の機能で十分なユーザーにとっては、ハイスペックで高額なVODは無駄が多いですし、ハイスペックが必要なユーザーとっては、必要な機能が無いVODは料金が安くても何の意味もありません。
価値の高いレアスペック-1|高画質/高音質
配信動画の画質は、どのVODを選んだとしてもSD画質以上はクリアしています。
SD画質というのはDVD相当のクオリティなので、スマホ〜ノートPC〜小さめのモニターくらいまでなら、よほどこだわる人でない限りまったく問題無いはずです。
でも、それ以上の高画質をのVODとなるとかなり限られてしまいます。
HD画質以上の動画も確実に増えていますが、まだまだSD画質が標準のサービスが多いので、大画面での視聴では解像度が足りず物足りません。
動画スペックは概ね料金に比例するので、4K高画質に加えドルビー対応のU-NEXTなど高額でもハイスペックなVODが高評価です!
価値の高いレアスペック-2|同時視聴
同時視聴は特殊なスペックの中でも、特にコスパアップ⤴︎に直接影響する機能!
同時視聴ができるVODなら家族や友人とシェアすることができるので、一人当たりのコストは大幅に下がります。
シェアするなら単純計算で2人なら料金は半分、4人なら4分の1まで安くなるので、これなら高額なハイスペックVODもお手頃なコストで利用できるというわけです。
同時視聴スペックが優れたVODはU-NEXTのような比較的高額なものが中心ですが、それらは同時視聴可能な台数も多いですしサブアカウントの設定もできます。
サブアカウント(個別アカウント)は重要!
同時視聴を利用するときに重要なポイントになるのが、メインのアカウント以外にもユーザーごとに個別の『サブアカウント』を作れるかどうか。
サブアカウントがあればいろいろな設定も個別にできる上に、視聴履歴やお気に入りを共有しなくて済むので、プライバシーも守れますし動画管理もスムーズです。
これが可能なのはU-NEXTとNetflix(プレミアム)だけです。
レーティングにも対応
VODにはR指定の作品も多いですし、U-NEXTにいたってはアダルトコンテンツまであります。
ファミリーで利用する時はその辺りがネックになりますが、サブアカウントは視聴制限の指定も簡単なので、小さな子供のいる家族でも安心して利用できます。
価値の高いレアスペック-3|倍速再生
一部の限られたVODでしか利用できない、スペシャルな機能が『倍速再生』。
使わない人には全く縁のない機能ですが、利用する人には欠かすことのできない必須機能です。
倍速再生を使えば、忙しい人は動画を見る時間を短縮できますし、微妙な作品もあまりストレス感じずに見ることができます。
また、今話題の倍速視聴でのリスニング力強化や脳の活性化トレーニングにも役立ちます。
オールジャンルの総合型VODでは、U-NEXTやdTV、TSUTAYA movieだけが倍速視聴可能です。
VODのコスパを決めるポイント|③-付帯サービス/特典
VOD(動画配信サービス)のコストパフォーマンスに直接大きく影響するのが、動画コンテンツ以外の特典やサービスです。
これは、VODとして考えるなら本来の目的から外れたおまけ程度のもののハズなんですが、実は動画以上にこういった付帯サービス/特典が充実したVODもあるんです。
中には、この特典やサービスが強力すぎてそれだけでコスパが跳ね上がり、月々の料金なんてはるかに上回るメリットがあるVODも存在するほど!
こうなると、動画なんか全く見なくても、スペシャルな特典目当てでとりあえず加入しておく値打ちがあるというものです。
付帯サービス/特典の中でも特に代表的でコスパアップ⤴︎につながる、メリットの高いものを紹介しましょう。
メリットの高い付帯サービス/特典−1|ポイントバック
動画のレンタルに利用できるポイントを毎月もらえるという特典です。
そのほとんどが、料金と同額程度かそれを上回る額のポイントをもらえるシステムなので、それだけでも料金分以上のコストパフォーマンスがあるということになります。
VODの種類によっては、電子書籍や音楽配信にもポイントを使えるところもあります。
普段から映画などをレンタルしている人であれば、料金以上のポイントバックがあるVODの全てに加入しておいても損はありません。
メリットの高い付帯サービス/特典−2|動画以外の配信サービス使い放題
VODの中には動画以外にも音楽配信や電子書籍などの配信サービスが利用できるものがあります。
特にコスパアップ⤴︎につながるのは、課金なしで利用できるコンテンツがある『〇〇放題系』サービスです。
U-NEXTやFODプレミアムの“雑誌読み放題”やAmazonプライムビデオの“音楽聴き放題”がその代表的なものですが、どちらも使いこなせば料金以上のメリットがあるので、それだけを目的にでも加入しておく価値があります。
○電子書籍配信サービス
電子書籍サービスを、同じインターフェースや姉妹サイトから利用できるVODもあります。
その中でも特にメリットが大きいのが、数十誌もの雑誌が読み放題になるというお得な特典付きのVOD。
自分が購読している雑誌があれば、月々の雑誌代が浮い区ので大幅にコスパアップ⤴︎!
雑誌読み放題では、U-NEXTとFODプレミアムが圧倒的に優れています。
○音楽配信サービス
Amazonプライムビデオのユーザーは、課金なしで聴き放題の音楽配信サービス《プライムミュージック》も利用することができます。
聴き放題の楽曲は100万曲以上なので、無課金の配信サービスとしてはかなり優れもので音楽好きのユーザーにとっては大きくコスパアップ⤴︎になる特典です。
メリットの高い付帯サービス/特典−3|いろいろな割引サービス
VODの中にはいろいろな割引が利用できるのもありますが、直接大きな金銭的なメリットがあるのでコスパアップ⤴︎に大きく影響します。
・他の配信サービスやオプションとの同時加入で料金が割引!(dT,Amazonプライムビデオetc)
・ショッピングサイトでの配送料が無料!(Amazonプライムビデオ)
・映画館での鑑賞料金が大幅割引!(auビデオパス)
といったあたりが代表的なもので、料金がチャラになるレベルから料金の何倍ものメリットがある超強力特典までありますが、どっちにしても利用して損はしません!
VODのコスパを決めるポイント|④-UI(ユーザーインターフェース)の使いやすさ
VODサイトやアプリのUI(ユーザーインターフェース)も、各社ごとに大きな差があります。
ずっと同じVODだけを使っていると意識しないかもしれませんが、いろいろなところを利用して比較してみればその差は歴然!
UIの出来がよくないサービスは、使っていてストレスを感じるくらいです。
世界規模で運営している外資系大手や、古くから配信事業を行っている老舗はだいたい完成度が高く、後発の国産VODには詰めが甘く微妙なところが目立ちますね。
VOD(動画配信サービス)のコスパアップ⤴︎に影響するのはコンテンツだけじゃない!
ここまで読んでくれた人なら理解してもらえたと思いますが、VOD(動画配信サービス)のコスパに影響するメリットは配信動画だけではありません。
もちろん、VOD本来の用途を考えれば配信コンテンツは重要なファクター。
でも、視聴環境や目的よっては機能やスペックを最優先すべきですし、付帯サービスや特典に桁外れのメリットがあれば極端な話コンテンツがカスでも加入しておく値打ちがあります。
つまり、目的に応じて使いこなすことができれば、ひとつのVODに限らず2つでも3つでも4つでも併せて加入しておく値打ちがある、ということでもあるわけです。
結論:メリットを活かせるなら、必要なVODはいくつでも全部加入しておくべき!