コスパの達人

あらゆるものは“コスパ”に始まり“コスパ”に終わる!

《VOD(動画配信サービス)をコスパで斬る!》U-NEXT(ユーネクスト)のコストパフォーマンスってどうなの?

f:id:DD-ID:20190628091013j:plain

VOD(動画配信サービス)コスパ検証シリーズ!今回はU-NEXT(ユーネクスト)のスペックやコンテンツ、メリット/デメリットをチェックしてコストパフォーマンスを判断してみますね!

U-NEXTってどんな配信サービスなの?

U-NEXTは、有線放送(有線ラジオ)でおなじみの「放送株式会社USEN」が運営しているVOD(動画配信サービス)。

VODの中では高額な料金ですが、国内シェアでは第3位の人気サービスです。

ちょっとマメ知識…有線放送って何?

有線放送というのは、お店や飲食店,施設などのBGM用のラジオ放送のこと。

閉店の時の「蛍の光」とかパチンコ屋さんの「軍艦マーチ」(イマドキあまり無いかも…)なんかが有名ですね。

それだけじゃなくロックからJ-POPや演歌、ジャズやラテンまで、DJが1日中音楽を流している音楽チャンネルを含めて何十ものチャンネルがあります。

U-NEXT(ユーネクスト)の基本情報

 月額料金(税抜):1,990円
ポイントバック:1,200円分
無料トライアル:31日間
配信システム:定額配信+有料レンタル
作品数:140,000本以上(見放題…90,000本以上)
配信ジャンル:オールジャンル
独自ジャンル:アダルト
提携/関連TV局:NHK
レンタル料金目安:映画 324~540円・ドラマ 162~324円/1話・アニメ 108~216円/1話
同時視聴:4台まで
ダウンロード視聴:可
倍速視聴:可
最高画質:4K
音質:ドルビーオーディオ対応
決済方法:カード/デビットカード/キャリア(docomoauソフトバンク/ワイモバイル)/プリペイド etc
付帯サービス/提携サービス:電子書籍(雑誌読み放題あり)/NHKオンデマンド(有料)/USEN放送(有料)


 U-NEXTのコスパをいろんな角度から査定!

コスパ査定|U-NEXTの料金は?

まず主なVOD(動画配信サービス)の料金を比較表を見てみましょう。料金表は上から安い順に並んでいます。


定額見放題VOD(動画配信サービス)-料金比較(月額/税抜)

Amazonプライムビデオ:年間プラン4,900円(実質月額:約408円)/月額プラン500円
○dTV:500円
auビデオパス:562円(ポイントバック有:総額540円分)
○FODプレミアム:888円(ポイントバック有:総額1,300円分)
paravi925円(ポイントバック有:総額300円分)
TSUTAYA TV:933円(ポイントバック有:総額1,080円分)
○Hulu:933円/税込:1,026円
TSUTAYA morbie:950円
Netflixベーシック800円/スタンダード1,200円/プレミアム1,800円
○U-NEXT:1,990円


U-NEXTの料金は月額1,990円(税抜)

見ての通り、主なVOD(動画配信サービス)の中で最高値です。

1,000円前後のミドルクラス(中級)と比較しても2倍、500円以下のエントリークラス(格安)だと4倍もの開きがあります。

なぜこんなに差があるんでしょうか?

唯一Netflixのプレミアムがほぼ同じくらいなんですが、この2つの共通点はというと“業界トップレベルの高画質であること”,“4人まで個別のカウントを作れること”,“4人まで同時視聴ができる”ということ。

機能や配信スペック、特に個別アカウント&同時視聴が大きく料金に反映しているようですね。

これがコスパ的にどうなのかは後半で詳しく検証したいと思います。


完全に別アカウントでサービスをシェアできるわけですから、4人なら一人当たり500円以下でサービス丸ごと利用できるわけです。

そう考えるとシェア前提であれば、かなりお得ことになるのは確実です。

コスパ査定|U-NEXTのスペック/機能は?

U-NEXTが機能やスペック面で多くのVOD(動画配信サービス)より優れているのは…

⚫︎高画質&高音質
⚫︎4人までの別アカウント作成
⚫︎4人までの同時視聴
⚫︎倍速視聴

これだけ便利機能がそろった高スペックのVODは、U-NEXT以外にはNetflix(プレミアム)くらいのもの。

激レア機能の“倍速視聴”Netflixにもないので、スペック的にはダントツのトップと言い切って問題ないでしょう。

コスパアップ⤴︎への貢献度は最大級です。

コスパ査定|U-NEXTの見放題コンテンツは?

作品数:140,000本~(うち見放題90,000本〜)

トップレベルのジャンル:洋画,邦画,アニメ
水準レベルのジャンル:海外ドラマ,国内ドラマ,ドキュメンタリー
水準以下のジャンル:バラエティ,オリジナル作品
他に無い独自ジャンル:アダルト

見ての通り作品数ではトップを争うレベル。

独自のオリジナル作品や独占配信作品が無いのが大きな弱点ですが、それ以外はほぼ全ジャンルが質量ともに水準以上です。

特に映画コンテンツは、旧作が中心になりますがトップクラスの充実度です。

トータルで見ると欠点がないわけではありませんが、それでも十分高品質でコスパアップ⤴︎にもつながる内容。

特に、アダルト見放題は通常なら有料オプションでもおかしくないサービスなので、コスパアップ⤴︎に大きく貢献しています。

コスパ査定|U-NEXT独自の有料オプションは?

⚫︎動画レンタル
⚫︎電子書籍-販売
⚫︎USENラジオ

動画レンタルや電子書籍ストアは必要な時にいつでも使えるのであって困るものではないですし、お家芸USENネットラジオは飲食店やショップを運営している人には役に足るオプションです。

コスパ査定|U-NEXTの特典は

⚫︎ポイントバック
⚫︎雑誌読み放題

課金なしで利用できるU-NEXTの特典サービスは上の2つ。

課金不要といっても、U-NEXT側の話では…

定額配信サービス=990円
ポイントバック1,200円分=500円
雑誌読み放題=500円

というようにかなりガッチリ料金に組み込まれています。

つまり、おまけ要素の強いサービスではないので、上手く使いこなせるかどうかが重要になってくるわけです。

しっかり活用できれば料金以上の値打ちがあるのでコスパアップ⤴︎しますが︎、活用できす持て余すようでは料金が無駄になってコスパダウン⤵︎につながります。

U-NEXTのコスパアップ⤴︎ポイント

U-NEXTコスパアップ⤴︎ポイントをまとめてみましょう。

スペック面のコスパアップ⤴︎ポイント

⚫︎高画質&高音質
⚫︎4人までの別アカウント作成
⚫︎4人までの同時視聴
⚫︎倍速視聴

コンテンツ面のコスパアップ⤴︎ポイント

⚫︎トップクラスの作品数
⚫︎作品は全体的に高品質
⚫︎旧作映画充実度はダントツ

特典面のコスパアップ⤴︎ポイント

⚫︎ポイントバック:1,200円分
⚫︎雑誌読み放題:70誌以上

U-NEXTのコスパダウン⤵︎ポイント

U-NEXTのコスパダウン⤵︎︎ポイントをまとめてみましょう。

スペック面のコスパダウン⤵︎︎ポイント

⚫︎高品質/ハイスペックだが使いこなせないと意味がない

コンテンツ面のコスパダウン⤵︎︎ポイント

⚫︎オリジナル作品が無く独自性が薄い

特典面のコスパダウン⤵︎︎ポイント

⚫︎強制オプションに近いので活用できないとマイナス

U-NEXT…コスパ総合評価

スペックや機能は業界でも最高水準。作品は質/量ともトップクラス。充実の特典サービス。

U-NEXTはあらゆる面でハイクオリティで、安心して利用できるVOD(動画配信サービス)なのは間違いありません。

いいことづくめですが料金も標準の2倍以上というダントツ高値なので、実質的にこれらのメリット要素も料金にガッツリ組み込まれている印象でお値打ち感はやや薄くなります。

サービスが料金に含まれるのはどこも同じなんですが、料金が料金だけにイヤな言い方をすると“強制オプション”的なイメージを感じてしまいます。

つまり、上でも何度か言ったように“機能や特典をしっかり使いこなさないと一気にコスパダウン⤵てしまう︎︎”ということです。

⚫︎4人までの別アカ&同時視聴
⚫︎アダルト見放題
⚫︎ポイントバック
⚫︎雑誌読み放題

特にこの4つのメリットがおそらく高額料金に反映されていると思われるので、これらを十分に使いこなせるかどうかでサービス満足度とコストパフォーマンスが大きく変わってしまいます。

特に“別アカ&同時視聴”を使って何人でシェアするかで基本のコスト自体が大きく変わるので、シェア人数ごとに評価を分けています。

dogavision.com

U-NEXTコスパ評価…1人利用

ガンガン使う!(活用度100%~):コスパ200%以上
普通に使う!(活用度50%~):コスパ100%前後

U-NEXTコスパ評価…2人利用

ガンガン使う!(活用度100%~):コスパ400%以上
普通に使う!(活用度50%~):コスパ200%前後

U-NEXTコスパ評価…3人利用

ガンガン使う!(活用度100%~):コスパ500%以上
普通に使う!(活用度50%~):コスパ250%前後

U-NEXTコスパ評価…4人利用

ガンガン使う!(活用度100%~):コスパ600%以上
普通に使う!(活用度50%~):コスパ300%前後

コスパ評価の基準

コスパは%で表します。
100%ならコスパは料金相当で十分元が取れるということ。
数値が100%を上回るほど高コスパ⤴、100%を下回るほど低コスパ⤵ということです。︎︎︎

また、コスパはサービスを使いこなせるかどうかが大きく影響するので、使いこなし度で2段階に評価しています。
ガンガン使う!:ほぼすべてのサービスを完全に活用している。
普通に使う!:大体のサービスはそれなり活用して、中には使いこなせてないサービスもある。

※評価は可能な限り客観的に判断していますが、あくまで個人の主観なのでその点はご了承ください。