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《VOD(動画配信サービス)をコスパで斬る!》VODのコスパはどこで決まるの? - 機能/スペック編

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このサイトはいろいろなサービス,商品をコスパ(コストパフォーマンス)視点で考察・評価するサイトです。

今回はVOD(動画配信サービス)の機能やスペックが、どのようにコスパの評価に影響してくるのかを考察してみたいと思います。

VOD(動画配信サービス)のコスパ評価ポイントは?

改めて言うまでもないですが、コスパ(コストパフォーマンス)は支払う料金(コスト)に対してどれだけの対価(リターン)があるのか?という評価のことです。

VODの場合次のようなものが料金対する対価としてコスパを計る対象になります。

○コンテンツ
○機能/スペック
○特典/サービス

ここではこの中でも、“機能/スペック”からVOD(動画配信サービス)のコスパと判断するためのポイントを紹介していきますね。

《機能/スペック》からVODのコスパを見極めよう!

VOD(動画配信サービス)の機能/スペックについては、さすがにどのサービスを選んでも必要最低限のものはそろえられています。

でも、それ以上の特別な機能となると想像以上にVOD各社ごとに大きな差があるので、ハイスペックなVODとなるとほんのごく一部に限られてしまいます。

機能/スペックに優れたVODは料金が高額になりがちですが、その分だけ他にはない特別な機能があるわけなので、コスパ自体はその料金に応じたものどころか、VODによってはむしろそれ以上のものと言ってもいいかもしれません。

本来、ハイスペックで便利な機能がついていれば、その分だけコスパアップ⤴するわけですからね。︎

ハイスペックも使いこなせなければ意味が無い!

どんなにハイスペックで便利なスペシャル機能が付いていても、それはユーザーの使い方によって必要なものや不要なものがあってみんなが活用できるわけではありません。

つまり、ハイスペック/多機能によるそのコスパの良さを実感できるかどうかは、個人差が大きくなってしまうわけですね

最低限の機能で十分なユーザーにとっては、ハイスペックで高額なVODは無駄に感じられてしまいますし、ハイスペックが必要なユーザーとっては必要な機能が無いVODは料金が安くても何の意味も無いので、高額な分だけコスパダウン⤵︎してしまいます。

コスパアップ⤴︎につながる機能/スペック-①|高画質/高音質!

配信動画の画質はどこ各社最低でもSD画質以上はクリアしているので、どのVODを選んだとしても「画質がひどすぎて見ていられない!」なんてことはありません。

SD画質というのはDVD相当のクオリティということなので、スマホからノートPC,普通サイズのモニターくらいまでなら、よほど画質にこだわる人でない限りまったく問題無いはずです。

むしろ通信状況や端末のスペックが低いことで画質が荒れたり、スピードが不安定になることを気にしたほうがいいでしょう。

でも、それ以上の高画質を持ったVODとなるとかなり限られてしまいます。

ホームシアタークラスなら4KのハイエンドVOD推奨!

最近ではHD画質以上の動画が増えつつありますが、まだまだVODではSD画質が標準というところが多いのが実情です。

そうなると、大画面テレビやホームシアタークラスのハイエンドな視聴環境ではさすがに解像度が物足りません。

そういった環境で利用しようと考えている人なら、4K高画質に加えドルビー対応で高音質で配信スペックに定評があるU-NEXTオススメです。

U-NEXTはやや高額ですが、動画スペックは料金に比例する傾向があるので必要経費ということになりますが、コスパ的にはそれに見合うものです。

 

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コスパアップ⤴︎につながる機能/スペック-②|同時視聴!

同時視聴ができるVODなら、一人が契約するだけで家族や友人とシェアして利用することも可能です。

そうなると一人当たりのコストは下がります。

例えば、単純計算で2人なら料金は半分、4人なら4分の1まで安くなるということ。

これなら高額料金のハイスペックVODもお手頃なコストで利用できるというわけなので、同時視聴は特殊なスペックの中でも特に、コスパアップ⤴︎に大きく影響する機能ということになるわけです。

VODにはパーソナルな利用をメインにしてるものが多く、同時視聴スペックが優れたサービスはのような比較的高額なサービスになりますが、それらは同時視聴可能な台数も多いですしサブアカウントの設定もすることができます。

個別アカウント(サブアカウント)は重要!

複数端末からの同時視聴を利用するときに重要なポイントになる便利機能が、ひとりひとりのユーザーごとに作成できる『サブアカウント』の設定機能です。

これは契約したユーザーが使うメインのアカウント以外にも、各ユーザーごとに個別のアカウントを作ることができるシステム。

サブアカウントさえあればいろいろな設定も個別にできる上に、視聴履歴やお気に入りなどを共有せずに利用できるので、プライバシーも守れますし動画管理もスムーズです。

個別のサブアカウント作成が可能なのは、今のところU-NEXTとNetflix(プレミアム)だけです。

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視聴制限でレーティングにも対応!

VODにはR指定の作品も多いですしU-NEXTのようにはアダルトコンテンツまであります。

ファミリーでVODを利用するにはその辺りが引っかかるところですが、サブアカウントメインアカウントから設定できて視聴制限の指定もできるので、小さな子供のいる家族でも安心して利用することができます。

コスパアップ⤴︎につながる機能/スペック③|倍速再生!

VODの中でも一部の限られたものにしか搭載されていない、スペシャルな機能が『倍速再生』。

利用しない人には全く必要ない機能ですが、利用する人とっては欠かすことのできない重要な機能です。

VODで配信されているの全てが、通常再生でジックリ見るほどの価値がある名作ばかりではありません。

尺稼ぎが多い日本のアニメやドラマ、通常再生で見るにはテンポの悪い作品、出来はパッとしないけれどとりあえず展開が気になるだけの作品なんかも数限りなくあります。

こんな微妙な作品でも倍速再生さえ出来れば、あまりストレス感じずに最後まで見ることができるというわけです。

リスニング力の強化や脳の活性化にも!

倍速再生が出来れば今話題の倍速視聴での聞き取り訓練も出来るので、英語のリスニング力を強化したい人にも最適!

しかも、倍速でのリスニングを続けることで、脳の活性化トレーニングにも役立ちます。

ちなみに、特殊なプラグインを使えば倍速機能が無いVODの動画の再生速度を変更することもできますが、ブラウザからの視聴に限られますしトラブルがあっても自己責任になるので、あまり気軽にオススメはできません。

U-NEXT,dTV,TSUTAYA movieのような倍速再生機能があるVODを選べば、そんなリスクをおかす必要はありませんし、ブラウザ視聴でなくアプリ視聴でも再生速度を調整することができるんです。

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UI(ユーザーインターフェース)の使いやすさにも大きな差が!

VODサイトやアプリのUI(ユーザーインターフェース)も、各社ごとに大きな差があります。

ずっと同じひとつのVODだけを使っているリスナーはあまり意識したことがないかもしれませんが、いろいろなところを利用して比較してみればその差は歴然。

ユーザビリティに優れたサービスを使ったことがあれば、UIの出来がよくないサービスだと使っていてストレスを感じるくらいです。

傾向としては、世界規模で運営している外資系大手や、古くから配信事業を行っている老舗は完成度が高く、後発の国産VODには詰めが甘く微妙なところが目立ちますね。

機能/スペック面のコスパが優れたVODとは?

普通に考えれば料金が安い上に機能が充実してハイスペックなVODほど、コストパフォーマンスも良いということになるでしょうが、実際はなかなかそういうわけにもいきません。

なぜかというと、機能やスペックの優れたVODはほとんどの場合料金も高額になる傾向があるからです。

そうなると、多機能でハイスペックなVODほどその機能を使いこなすことができないと、高額になる分だけコスパは大きくダウンすることになってしまいます。

機能/スペックで優先すべきポイントは何?

“同時視聴”でも“倍速再生”でも“高画質動画”でも、必要な機能を使いこなすことが出来ればコスパアップ⤴︎しますし、そうでなければコスパダウン⤵︎してしまいます。

自分の視聴環境や目的によって必要な機能があるのであれば、それを最優先してVODを選ぶことが重要になります。

必要な機能やスペックを満たしていないのでは、どんなにそれ以外の部分で優れていたとしてもあまり加入する意味がないですよね。

スペック重視の場合はVODの選択肢は大幅に減ってしまいますが、そればかりは仕方がないことですね!

◆結論:自分に必要な機能/スペックで選べばコスパアップ⤴︎!そうでないと大幅にコスパダウン⤵︎!